2011年5月8日日曜日

梅田の本屋⑤ジュンク堂

超大型店で圧倒的な品揃えを誇るのが「ジュンク堂」の各店舗。
現在は丸善CHIグループ株式会社の翼下にある。


梅田には「大阪本店」(堂島アバンザ)「ヒルトンプラザ店」(ヒルトンイースト5F6F)「MARUZEN&ジュンク堂書店」(茶屋町)の大型3店舗を構えている。それぞれの店舗の坪数は本店1480坪、ヒルトンプラザ640坪、茶屋町2060坪ということで合計4180坪、在庫数は350万冊を超えるらしい。
繁華街から少し離れた場所に出店、集客力のハンディを圧倒的品揃えでカバーする戦略らしい。

【ジュンク堂大阪本店】
ビルの3フロアを使用しており、2F3Fには机や椅子を設置して、ゆっくり本を読むことができる。
レイアウトは徹底的に管理されており、ほぼ3店舗とも共通。
はでな店頭陳列や、流行のお勧めポップも見られない。代わりに商品点数は半端ではない。
JIS規格に関する本がきっちりそろっている本屋はそうないと思う。
3Fの専門書コーナーも圧巻で、喫茶店もある。
1Fには文房具店「デルタ」があり「MOLESKINE」「RHODIA」などおしゃれな手帳やノート類の品揃えが充実している。
入り口とフロアガイドの写真。入り口が豪華な割りに、味気ないフロアガイド。

 【ヒロトンプラザ】
ヒルトンイーストの5F6Fに展開。多分、一寸前なら本屋が出店するようなビルではなかったと思われるほど、セレブ感たっぷりで、場所柄か、本店以上に落ち着いて本を探せる。
各店舗に共通する画一的なレイアウトと書棚に対しては好き嫌いが分かれそう。機能的な分、サプライズは期待できないが本探しには便利だと思われる。お客さんは3店舗の中では一番少ないと思われる。


 















【MARUZEN&ジュンク堂書店】
2010年12月にオープンして日本最大規模の本屋。1Fから7Fまで全てを書棚が埋めている。
この店も各店共通の書棚とレイアウトが基本だが、各階毎に展示スペースが設けられており、展示方法に老舗丸善の影響が伺える。(丸の内のMARUZEN本店程のおしゃれ感はないけれど・・・)
こちらも2Fにナガサワ文具が出店、こだわり感のあるステーショナリーを展開している。
<ビルの全景とフロアガイド>